「今日は釣れそうな天気かな?」
釣りに出かける前、誰もが一度は気になるこの疑問。
実は、天気・気圧・風の変化が魚の動きや食い気に大きく影響しています。
同じ場所・同じ仕掛けでも、「天候が違うだけ」で釣果が変わることも珍しくありません。
この記事では、初心者でもわかるように
天気と釣果の関係、気圧が与える影響、そして実践に使える気圧×釣果チャートを解説します。
🌤️ 天気で変わる魚の行動パターン
魚は水の中で生活していますが、意外にも天気の影響を大きく受けています。
水温・光量・酸素量が変わることで、エサを追う動きも変わるんです。
☀️ 晴れの日は魚が警戒気味
- 日差しが強く、水温が上がりやすい
- 魚は日陰や深場に隠れる傾向
- 朝夕のマズメ時が狙い目
対策:
・日中はテトラや堤防の陰を狙う
・水深のあるポイントをゆっくり攻める
晴天続きの日は見た目ほど「釣り日和」ではないことも。
魚の警戒心を抑えるには、小さめのルアーやナチュラルカラーが効果的です。
🌥️ 曇りの日はチャンスデー!
- 光量が落ちて魚の警戒が薄れる
- 一日中アタリが続くことも
- シーバスや青物は特に活発
おすすめ:
・ルアー釣り、ショアジギングに最適
・ベイト(小魚)の動きを観察してタイミングを掴む
曇天は「釣れる天気」の代表格。
特に風が弱く潮が動く日なら一日勝負もアリです。
🌧️ 雨の日は“食い気アップ”の大チャンス
- 雨粒で水面がかき混ぜられ、魚の警戒心が低下
- 雨水で酸素量が増え、魚が活発化
- 河口や流れ込みにベイトが集まる
狙うべきポイント:
・雨水が流れ込む場所
・濁りが出始めたタイミング
ただし、大雨・雷・増水時は危険!
安全を最優先に行動しましょう。
🌬️ 風の影響を読めば釣果が伸びる
- 風でベイトが流れ、魚が集まる
- 風下はプランクトンが寄りやすい好ポイント
- 強風すぎると釣りにならない
コツ:
・風上に立ち、風下にキャスト
・波立つポイントではスピード重視の誘い
軽い風は“釣れる風”。
ただし風速5mを超えたら、安全面を最優先に。
📉 気圧と釣果の密接な関係
「気圧が下がると釣れる」
これは釣り人の間では常識のように語られますが、実際に理由があります。
⤵️ 低気圧で魚が動き出す理由
気圧が下がると、水中の圧力も下がり、魚の浮き袋が膨張します。
これにより、魚は自然と浮き上がり、活発にエサを探すモードになります。
つまり、曇りや雨の前後=釣れるチャンス!
特に「気圧が下がり始めたタイミング」は要チェックです。
⤴️ 高気圧が続くと食いが渋る
晴天・高気圧の日は、魚の浮き袋が収縮して体が重く感じるため、
底でじっとして動かない傾向があります。
そんな日は、
・ボトムを丁寧に探る
・ゆっくり誘うスローアクションが効果的です。
📊 気圧×釣果チャート(目安)
下のチャートは、一般的な「気圧変化」と「魚の活性」をまとめた目安です。
実際の釣行計画を立てるときに参考にしてみましょう。
| 気圧状況 | 天候 | 魚の活性 | 釣果期待度 |
|---|---|---|---|
| 1000hPa以下(低気圧) | 曇り・雨 | 非常に高い | ★★★★★ |
| 1005〜1013hPa | 曇り・晴れ | 普通〜高い | ★★★★☆ |
| 1014〜1020hPa(高気圧) | 晴れ | やや低い | ★★☆☆☆ |
| 1020hPa以上 | 晴天・無風 | 低い | ★☆☆☆☆ |
💡 ポイント:
- 「下がり始めの気圧変化」が最も釣果アップ
- 前日比で−2〜−5hPaの変化があればチャンス
🌊 潮と天気を掛け合わせて最強コンディションを作る
潮の動きと天気のタイミングを合わせると、爆釣の確率がグッと上がります。
- 低気圧+大潮+曇り → ベストコンディション!
- 高気圧+小潮+晴天 → 魚が底に沈みやすい
- 雨上がり+中潮 → ベイトが動き、青物やシーバスが活発化
潮見表と天気アプリをセットで確認するのが、釣り上級者への第一歩です。
⚠️ 天気と安全対策も忘れずに!
- 雷注意報が出たら即撤収!ロッドは雷を誘導します。
- 風速7mを超える日は堤防釣りを控える
- 雨の日はテトラ・足場の滑りに要注意
どんなに釣りたい日でも、安全が最優先。
天気を読むことは釣果だけでなく「身を守る技術」でもあります。
🎯 まとめ|天気を味方につけて釣果アップ!
天気や気圧の変化を理解すると、釣りは一気に上達します。
- 曇りや小雨の日は釣れやすい
- 低気圧で魚は浮き、活性アップ
- 晴天・高気圧時は深場狙いが有効
- 風や潮の向きを読むと爆釣のチャンス
「釣れる日」を予測できる釣り人こそ、真の上級者です。
今日から天気図と気圧グラフをチェックして、次の釣行を最高の一日にしましょう!



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